〜身体を極める5日間〜
Deep Bodywork®（ディープボディワーク）とはエサレン®マッサージのシニア講師であるペリー・ホロマン氏が35年以上の歳月をかけて創りだしたボディワークのメソッドです。
このメソッドは、流れるようなエサレン®︎マッサージの統合的な資質と、ディープティシュ（深部組織へのワーク）の治療的効果を組み合わせたものです。これらのヒーリングモダリティを組み合わせて使用することで、どちらか一方だけでは得られない可能性を、ボディワークの施術者にもたらします。
ディープボディワークのテクニックを使うことで、施術者は身体のより深い軟部組織層にアプローチすることができ、体液やエネルギーの流れの欠如によって慢性的に痛みを感じ、硬くなったクライアントの組織を解放することができます。このような部位が柔らかくなり、「再組織化」されると、慢性的な緊張パターンが解放され、血液、リンパ、気（生命）エネルギーで生体組織が活性化されます。人体の生命システムは、自己組織化と治癒のために、常に氣のエネルギーの流れを必要とします。私たちの組織の中でその流れが滞ると、関節や軟部組織の痛み、動きの制限、循環器系の問題など、長期的な健康問題を引き起こす可能性があります。
軟部組織の深部にある慢性的な緊張のパターンが開いて変化し始めると（「アンワインディング」と呼ばれることがあります）、以前は使うことのできなかった生命エネルギーの貯蔵庫が利用可能になり、治癒のプロセスが促進されます。このエネルギーは、他の治療法では治らなかった頑固で難治性のようにみえた身体の状態から脱するのを助けることができます。ディープボディワークにおける深部組織へのアプローチは、ゆっくりと安全に施術することで、クライアントの急性・慢性的な苦痛を和らげる最も効果的な手段のひとつです。
プレゼンス（いま、ここ）を基礎としたエサレン®︎マッサージの特徴である全身を流れるようなロングストロークは、ほとんどのディープティシュ的アプローチに欠けている統合的な要素を付け加えています。ペリーの40年以上のボディワークの経験から、この流れるような心地よいタッチが深いリラクゼーションを生み出すことに着目し、そこにディープボディワークのテクニックを応用することで、深い緊張パターンを解放すると同時に、皮膚の表面を流れるようなロングストロークでクライアントの経験を統合し、より全体性へと導くことができるようになりました。
皮膚は脳の表面と考えることができるので（発生学では皮膚、脳、脊髄、神経はすべて外胚葉から進化することから）、脳の外側をロングストロークでゆっくりと滑らせることは、深い統合の効果があるのです。流れるようなロングストロークの本質は、その皮膚の表面で生まれる感覚を通して、それぞれが部分としてばらばらになってしまった心と身体を結びつけることにあります。
ディープボディワークは、ディープティシュとプレゼンスを基礎としたエサレン®︎マッサージの流れるような質を組み合わせることで、人間の身体と心の深層部に深く封じ込められた心身のトラウマなどにも深くアプローチすることのできるメソッドとなっています。ディープボディワークを学ばれることで、皆様の施術者としてのアプローチに新たな技術を付け加えるのみにとどまらず、より深く、全体性を持ってクライアントに関わる施術者として成長していかれることと思います。
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Advanced work: Thoracic Outlet Syndrome &Temporomandibular Joint Disorder
胸郭出口症候群と顎関節症へのアプローチ
今回のワークショップのテーマは、ディープボディワークのクラスの中でもアドバンスに属するテーマである胸郭出口症候群と顎関節症へのアプローチを学んでいきます。
胸郭出口症候群は、上肢を挙上する（肩を上げる）動作を行うと神経や血管が圧迫（牽引)され、手がしびれたり、冷たくなったり、力が入りにくくなったりする疾患です。首から腕にかけて大事な血管と神経が走行していますが、頚部の筋肉（斜角筋)の間、第1肋骨と鎖骨の間といった狭い場所を通過するため、圧迫を受けやすくなっています。このクラスでは、胸部の鎖骨、小胸筋、肩甲下筋へのアプローチを始めとして、初心者のクラスでは触れてはいけないと学んだ方もいる首の”魔の三角地帯”（胸鎖乳突筋、斜角筋）へのアプローチもしっかりと学んでいきます。
顎関節症には、普段深く触れることのない咬筋、大頬骨筋、小頬骨筋へのアプローチなども学び、皆さんのワークの幅を広げる助けになることと思います。
このクラスでは『ヒーリングアート』としてのディープボディワークを学び、ご自身が行っている従来の施術の中により安全で効果的な一つとして組み合わせ、探求していくことを目的としています。
身体に深く働きかけるこのワークを習得することで皆さんの技術や身体に対する繊細な感覚をのばしていかれることとなるでしょう。
また施術者としての気づきやプレゼンスを深めるためのワークを身体を使ってたくさん行っていきます。皆さんの繊細さをより高めることで、人と関わるときの施術者としての自分の状態、タッチそのものの質、人の身体や心を見る目も変化していかれることでしょう。
多くの皆さんと学んでいくことをペリーも私も楽しみにしています！
＊今回のワークショップは、ディープボディワークの中でもアドバンスクラスに位置づけられるクラスになっていますので、通常と参加条件が異なります。
今までにペリーのディープボディワークのクラスや私のフィンドホーンでのリフレッシャークラスを1回以上、もしくは湯河原でのリフレッシャーを2回以上受けたことがある方はそのままご参加いただけます。それ以外の方につきましては、5月までに補講クラスを開催するので、そちらにご参加いただければ、受講していただけます。（今までのご経験によって1回もしくは2回受けていただくこととなります）
＊ペリーのディープボディワークのワークショップを5回受けていただくと、ディープボディワークのプラクティショナーとして認定されます。（5回目に申請してください）
＊お申し込みかなり進んでおります！迷われている方はどうぞお早い目に！
| 日時 | 2024年5月10日（金）〜14日（火） 4泊5日 初日のクラス開始は15時、最終日の解散は12時（クラス後昼食付）になります |
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| 場所 | 長野県上田市 |
| 講習費 | 143,000円（税込） ＊この他に宿泊食事代48400円（税込）が別途かかります（現地にてお支払いください） ＊その他暖房費を参加人数で割らせていただきお支払いいただきます。 ＊分割払いもご相談させていただきますので、ご遠慮なくお問い合わせください |
| 参加資格 | ペリーのディープボディワークのクラスを1回、もしくはMikaのフィンドホーンでのリフレッシャーのクラスを1回以上受けたことがある方、Mikaの湯河原でのリフレッシャーは2回以上ご参加いただいた方はそのままご参加いただけます。 それ以外の方は5月までに補講クラスを受けていただくことが参加条件になります。 ご自身のレベルについて詳しくはどうぞ直接お問合せください。 |
| お問い合わせ | 下記のフォームにてお申し込みいただくか、「ペリーのディープボディワーク」とご記入いただき、以下のメールアドレスまで直接お送りください。hello@bodyuniversal.com |